お知らせ

2014年12月3日

風邪予防に・・・ねこ?

皆様、寒い中いかがお過ごしでしょうか。
冬というシーズンに合わせて、風邪の予防方法についてお話してみたいと思います。
風邪の原因の8割はウィルスなので特効薬というものがありません。
しかし、残りの2割には有効な抗生物質もあります。危険な菌ではないことを確認するためには、やはり受診が必要です。
最近では予防の方法がインターネットでもいろいろ出ています。
たとえばマスクやうがい手洗いでの予防、或いはジンジャーティで体を温めたり、エキナセア等のハーブティ(肝臓の悪い方は注意が必要)を活用するのもひとつの方法です。
また、冬場で減っているビタミンCの補給のためみかん等の果物やゆでてもビタミンCが減らないじゃがいもでも有効です。葛湯も体が温まりお好きな方は良いかもしれません。
そんなことを調べていた時、某TV番組で”ねこを飼っている人は風邪をひきにくい”
と言うようなことを放送していました。
その内容は、トキソプラズマという原虫に感染しているねこのから人間にもうつることで、免疫力がアップするというものでした。
では、人間がトキソプラズマに感染した場合はどういう症状が出るのか?
免疫力が正常な人はリンパが腫れる程度、仮に熱や筋肉痛が出たとしても1ヶ月程度で回復します。免疫力抑制の状態では、肺炎や心筋症になることもあり、さらに妊婦さんは、胎盤を通じて胎児に感染することがあるので注意が必要とのことでした。
ねこアレルギーの方もいますし、環境の問題で飼えない方もいます。
残念なことに、万人に有益な方法とは、言えませんでした。
皆様、風邪は万病のもとです。
自分に合った方法で風邪を予防しましょう。猫

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