お知らせ

2019年8月28日

夏の食中毒にご用心

食中毒の原因には細菌やウィルスがありますが、
梅雨~9月ごろまでは高温多湿な状態が続き、
細菌がもたらす食中毒が多く発生します。
今回はその細菌による食中毒について説明します。

原因となる細菌と症状

主な原因菌(潜伏期間)

〇カンピロバクター(1-7日) 〇腸管出血性大腸菌(3-8日)
〇黄色ブドウ球菌(1-3時間) 〇サルモネラ菌(6-72時間)
〇腸炎ビブリオ(8-24時間)

症状

〇腹痛、下痢、嘔気、嘔吐、発熱など

食中毒予防のための3原則

①つけない!
食中毒を起こさないためには、食中毒の原因となる細菌やウィルス、有害物質などを食品や調理器具に付けないことが大切です。
手や調理器具を清潔に保つ事。そして包丁やまな板は水を流して乾いたふきんで拭き、ふきんは頻繁に水洗いする様にして下さい。

②増やさない!
食品は室温で置いておかず、冷蔵庫で管理する。ただし夏場は冷蔵庫内の温度も上がりやすくなっています。冷蔵庫の頻繁な開閉、食品の詰め込みすぎに注意。

③殺菌する!
生ものはできるだけ控え、加熱したものを食べるようにしましょう。
また、調理器具も熱湯消毒してから使用して下さい。
なお、冷凍・冷蔵による殺菌効果は期待できません。 保存した食品は早めに再加熱して食べるようにしましょう。
予防を意識し、美味しい秋の味覚を楽しみましょう!

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