お知らせ

2025年5月30日

staff message~在宅医療・薬剤師の役割~

病院への受診が困難になった患者さんに対して医師が訪問して診察、医療行為を行う往診は御存知の方も多いと思います。
実は我々薬剤師が、患者さんのご自宅を訪問するサービスも存在します。
お薬の配達だけでなく、お薬を正しく使用するための指導・管理のお手伝い・残薬の整理などを行います。
また医師に伝え忘れたことや、なかなか話しにくい要望などを伺い、患者さん本人やご家族に代わって、医師に報告・提案なども行っています。
ただ、患者さん誰でもが希望すればすぐに在宅医療を受けられるわけではありません。
あくまでも医師が受診困難と判断した高齢者や新生児母子などの患者さんが対象となります。
高齢者の場合は基本的に介護保険を使用しますが、申請中でも利用できます。
現在在宅医療の現場では、各々の職種(医師・看護師・ケアマネージャー・薬剤師等)が独自に患者さんのケアに当たるのではなく、相互に連携して自宅でも医療が受けられるようになっています。(多職種連携)
受診困難と感じた場合は医師やケアマネージャー、薬局などにまず相談してください。

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