お知らせ

2022年10月4日

気象病

ここ最近、テレビで天気予報を見ていると気圧の変動や天候の変化で体調を崩さないよう注意喚起することが多くなってきていると感じています。

いわゆる“気象病”のことです。気象病とは気象や天候、気圧の変化によって症状が出現したり今までの症状が悪化する病気のことをさします。
具体的には頭痛を訴える人が多く、他に食欲不振や気分の落ち込み、めまい、喘息、腰痛、肩こりなどがあるようです。
気圧や気温、湿度などの急激な変化による情報が一度に多くなりすぎてしまい、自律神経に過剰なストレスを与えます。耳の中にある気圧を感じるセンサーが、自律神経に影響してそれがストレス刺激となるのではと言われています。
中でも、気圧が低下する時に症状がでやすいといわれており、日本において気圧が低下するのは梅雨の時期と台風が接近するときです。実際、この時期に気象病の発症が集中するようです。
また、気象病を起こしやすい人は、気圧の変化が起こる乗り物(新幹線、飛行機)での移動やエレベーターの昇降時にも痛みなどの症状がでることがあります。
体質的に気象病になりやすい人は気象変化のストレスに負けないよう、自律神経を整えることが大切です。
・朝起きたら日光を浴びる。
・毎日朝食を食べる。
・日中にウオーキングなどの運動をする。
・ぬるめの湯で入浴する。
・起床と就寝の時間を一定にして質のよい睡眠をとる。
などの方法を意識して行ってみてください。
他には耳たぶの少し上を水平にひっぱり、5~10秒したら離すなども効果があるとされています。
ちょっとした心がけで、台風シーズンを健康に乗り切りましょう!

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